潮流域でのアジングの具体的なテクニック。今回はスプリットリグ編。キーワードは3つ。
- レンジ
- 潮馴染み
- 感度
激流では主流のスプリットリグでの攻略方法を紹介します。
準備
激流アジングのジグ単では普通のアジングのタックルを流用することができましたが、スプリットリグでは専用のものを用意したほうがいいでしょう。
タックル
ロッドは7フィート以上の感度がいいもので10g以上のリグが使えれるもの、リールは2500番前後。15g以上のリグを使うときにはエギングロッドを使う人もいますが、私は使っていません。
当初、スプリットリグ用のロッドはシマノのソアレBB S704LSを使っていました。しかし感度が低くアタリやボトムを取れなかったため、ヤマガブランクスのブルーカレントⅢ 82に変更。ブルーカレントⅢ 82は激流での使用を想定したロッドだけあって感度良好、リグも20gまで使えるのでアジング以外でも様々な魚種に流用可能。

リールはレガリスから始めて、供回りハンドルということもあってガタが気になったので、20ヴァンフォード2500SHGに変更。ドラグはダイワのATDの方が好みですが、巻き感度は圧倒的に20ヴァンフォードが高くて気に入っています。20ヴァンフォードはそのうちスプールを21コンプレックスに変えてリッジサポートドラグ化を計画中。
リグ
タングステンのスプリットショットでウエイトは3~5g。鉛のスプリットやキャロだと比重が軽すぎて潮流に流されるためレンジが入りません。となるとダイワの月下美人 TGアジングシンカーの一択になります。
あと用意しておいて損がないのはタングステンのキャロやテキサスで7g以上のもの。TGアジングシンカーは5gまでしかないのです。大潮で潮流がめちゃくちゃ速いときや強風時には重いシンカーを使ってレンジをしっかり入れます。
ジグヘッドは0.4~0.6gでフックは大きめがオススメ。
ライン
メインライン
こちらの記事でも紹介していますが高比重のPEラインを使用することで、より潮馴染みをよくしてワームをレンジまで届けることができます。また高比重PEは風にも比較的強いので、風が強いことの多い冬のアジングにも対応可能です。
個人的にオススメなのはティクトのライム。価格は良心的で耐久性もあり、比重はなんと0.3号4.6lbで1.35もありエステルラインとほぼ同等です。

リーダー
リーダーはフロロカーボン2lbを80~100cm。根掛りしたときにジグヘッドからラインブレイクするように、メインラインの強度より弱いリーダーを使用。メインラインのPEが切れてしまうと高価なタングステンのシンカーまでロストし、リグを組み直すのにも時間がかかるからです。
メインラインとリーダーの結束は3.5ノット。3.5ノットは夜や強風など悪条件でも簡単に結束でき、強度は尺アジでも問題なく抜き上げれます。
ワーム
ワームはストレートタイプが水の抵抗が少なく潮馴染みがいいのでオススメです。激流アジングのワームについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
注意点として、ジグヘッドにワームを刺すときに曲がっていたりとキレイに刺さっていないとジグヘッドが回転してしまい、スプリットとジグヘッドの糸絡みの原因になります。少し時間がかかってもいいのでジグヘッドにキレイにワームを刺すことで、糸絡みによりリグを組み直す手間を省くことができます。
メリット・デメリット
潮流域のアジングでスプリットリグを使うメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 圧倒的飛距離で広範囲を探れる
- 飛距離があるので攻めるポイントの自由度が高い
- リグの組み合わせによるウエイトを変更することで自由にレンジを変えれる
- アングラーの操作で表層からボトムまで攻めることができる
- 大きなアクションを入れてもレンジが浮きすぎない(高活性のときはこのパターンでしか釣れないことあり)
デメリット
- 飛距離がでるので手返しが悪くなる
- 手返しが悪くなることでその日のパターンを見つけるまでに時間がかかる
- ラインブレイクした場合には、リグを組むのに時間がかかる
- タングステンのシンカーは高価なためロストするとお財布的に痛い
- 潮流が弱い場合にはリグが沈むのが速いため、低活性のアジをゆっくり誘うことには向いていない
基本テクニック
流れを攻略してリグをレンジまで送り込むのがスプリットリグの使い方になります。
- 潮上にキャストし、フリーフォールでカウントして所望のレンジまで沈める
- ラインテンションがかかるように糸ふけを取りながらリトリーブ
- チップでアクションを入れる
- 特に水面でライズしているときなど、活性が高い場合には大きめのアクションを入れる
- 徐々に手前によってくるので、根掛る前に回収
厳冬期など活性が低いときは小さめのアクションやステイ、水面をライズしているときなど高活性のときは大きめのアクションやジャーク、回収くらいのスピードのファーストリトリーブと使い分けると釣果に繋がります。
狙い目
基本テクニックを実践するだけでも釣れると思いますが、さらに狙い目を定めてキャストすれば更に釣果はあがります。
潮目
釣り共通のセオリーの潮目を狙うこと。激流アジングでも潮目は重要な狙い目になります。でも潮流域では本流と反転流の境目や本流と緩んでいる潮の境目、表層と深層で流れの速さが違う二枚潮の境目が潮目です。じゃあ、どうやって潮目を見つけるか。一定の速度で巻いてるリールの巻きの重さが急に変わるところやロッドのチップの曲がりが変わるところが潮目です。適度にハリのあるロッドとガタが少ないリールを使えば潮の変化がわかりやすいと思います。
ライズ
アジが高活性のときには水面でライズしていることがあります。そこにアジがいる目安になりますので、その周辺を狙ってみてください。ただ、ライズしているときは偏食している傾向があり、パターンにはまらないと全く釣れないこともあります。釣り場によってそのパターンは様々なので、レンジ、ワームのサイズやカラー、シンカーサイズ、リトリーブスピードなどなど思いつくことはすべて試してください。また別記事で詳しく書くつもりですが、こんなパターンもあります。
ある日、水面でアジがライズしているのに何をやっても釣れない。最後にヤケクソになってスプリットで潮上に大遠投、からの回収スピードで超早巻き&ジャーキング。これがまさかのどハマリでまわりのアングラーはポツポツしか釣れてないのに、私は1.5投に1匹は30cm弱が釣れる爆釣。それは偶然ではなく再現性があるもので、2週間はそのパターンが続きました。また、隣のアングラーも同じ釣り方をしたところ1投目で釣れて、その後も続いたので完全に再現性のあるパターンでした。
ボトム
ボトムは特に活性が低い厳冬期や尺アジ狙いで有効です。ロッドを立ててボトムを叩きながらリトリーブしてきます。尺アジ以上になるとボトムでステイしていて目の前にきたベイトしか食べないこともあるようで、私のホームでは尺アジ狙いはスプリットでボトムを取るスタイルが一般的です。
ドリフト
ドリフトは狙い目とは少し違いますが、キャストして潮下にフリーで流して任意の地点にジグヘッドを届けて釣る方法です。ジグヘッドの重さを調整して任意のレンジに長くステイできるようにします。徐々に手前に寄ってきてしまうのでその点は注意。また、潮下に別のアングラーがいる場合は迷惑がかかるのでできません。
まとめ
スプリットリグはリグを組む手間などデメリットもありますが、ジグ単と合わせてスプリット用のタックルを用意しておくと攻略の幅が広がり釣果に繋がります。ジグ単とスプリットの二刀流で潮流域のアジングを攻略してみてください。
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