タングステンのジグヘッドやスプリットシンカーは激流アジングには必需品です。釣りを成立させるためには必須と言っていいでしょう。今まで激流ポイントで鉛のジグヘッドやシンカーを使ってうまくアジングができなかった方でも、タングステンを使うだけでアジが釣れる可能性はかなり上がります。
そんなタングステンの使い方を紹介します。
なんでタングステン?
タングステンの特徴は、一般的にシンカーに使われている鉛と比べて比重と硬度が高いことです。激流アジングではそのうちの比重が重要な役割を果たします。比重が高いタングステンを使ったシンカーは同じ重さの鉛よりシルエットを小さくすることができるため、空気や海水の抵抗を受けにくくなります。
メリット・デメリット
タングステンのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 潮流の影響を受けにくく沈むスピードも速いため、激流の中でもしっかりレンジまでワームを送り込める。
- 空気抵抗が少なく飛距離がでる。特にジグ単が顕著で10%以上の飛距離アップが望める。飛距離がでるので、激流でよくある手前の反転流を超えて本流まで届く。
- シルエットが小さいので吸い込みがよく、アジの口に入りやすい。
デメリット
- 高価。ただただ高い。鉛と比べてタングステンのジグ単で約1.5倍、シンカーで約2倍はします。
- 沈むのが速いので潮流が弱かったり、潮が引いて浅くなっていると根掛りすることがある。そして、ロストしたときの財布へのダメージがとても痛い。
おすすめリグ
まずはタングステンのジグ単でアジングが成立するなら、ジグ単が手返しがいいので効率よく釣ることができます。重さは1.5gをメインに風と潮流の強さに合わせて3gまで重くしていきます。ただ、あまりにも潮流が速すて3gのジグ単でもあっという間に流されてしまう場合やアジのいるレンジが深い場合には、次に紹介するスプリットがオススメ。
タングステンのスプリットシンカーを使用は、普通のアジングのスプリットリグのシンカーをタングステンに変えるだけです。重さは潮の速さに合わせて3g~5g程度。7g以上のバレットシンカーをタックルボックスに忍ばせておけば、予想外の超激流にも対応できることがあります。リグのジグヘッドは0.4gくらいの軽量なものを選択。フックサイズはその時釣れるアジのサイズに合わせて調整してください。
それぞれのリグの使い方はシチュエーションごとに別記事にする予定なので乞うご期待!
まとめ
タングステンのジグヘッドやシンカーは高価なので敬遠している方もいると思います。しかし、タックルに忍ばせておけば、今までアジングができなかった激流ポイントでも釣りが成立する可能性があります。是非、タングステンを使ってみてください。
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